おにぎり地蔵・由来
1732年(享保17年)、西日本一帯はいなごの著しい発生から、田畑の亡甚だしく、西国筋より畿内大阪まで道路に飢餓する者数えがたし、という未曾有の凶作、飢饉にみまわれました。
当地は特に被害をうけ飢饉のため餓死者が村の半分に及んだところもあり特に老人、子供たちは目を覆うばかりの状況でした。
(九州では江戸時代の人口はこれ以降停滞することになります)
これを悼み当寺では、おにぎりお地蔵建立、老人、子供たち弱者の庇護をお願い致しております。
毎年8月24日盛大にお祭を致しております。
享保18年建立